外壁材はほぼみんなサイディングです。

今の新築はこれが多く使われます。ほぼ100%これです。昔は化粧のトタンか左官のモルタル仕上げが主流でした。家がたくさん建ってきて隣が近いと防火が重要視されてから
しばらくは建売などはモルタル仕上げが続いていましたが、今はとってかわりこの窯業サイディングが主流です。昔は家を作るとなると左官屋の費用の割合が高くてこまっていました。
そこでこの外壁材なら不燃材で好きな色や模様が選べるという魅力からも時代に合ってきたのだと思います。
不燃材であることが隣との延焼を避ける意味で重要です。
今の建築の法規上、これでないとダメだという流れからもほぼ一択です。しかしこれにも欠点はあります。10年もすると表面が劣化して塗装などのメンテナンスにお金がかかります。
また、色や柄、凹凸のきれいな模様で石やレンガが再現されたデザインでも塗装をかけたらみんな一色になってしまいます。凹凸模様は残りますが,やはりこれはどうしようもなく
残念なところです。初めからべた塗一色の似合う模様を買うのがいいと思います。レンガ模様やきれいなテクスチャが気に入ったとしても、初めの10年くらいは楽しめますがその後は
魅力が消えてなくなると覚悟しましょう。これが意外に皆さんが意識しないところが不思議です。
サイディングの材質でもいろいろあります。

金属系のサイディングは窯業系に比べて長持ちすると言えます。昔はトタンを張っていた時代もありましたが今は裏にウレタンフォームなどの断熱材が付いたものが金属系の特徴です。
またこの断熱がなければただのトタンとも言えますが、表面の塗装技術が進歩して昔のトタンとは別物になっています。エコエコと騒ぐ時代だから断熱は必須条件です。これがなければ
結露して全然使えないものになるでしょう。
このサイディングの利点は長持ちと塗装などメンテナンスの費用が安く済むことです。鋼板はペンキをあまり食わず良く延びます。
金属系の欠点は一度何かぶつけたりで凹めたらもう戻らないことです。メーカーも外壁だからそんなに凹めることもないと思って製造しているのでしょうが、
これが結構やっちゃいます。
金属系はジョイントがコーキングというわけにはいかず、専用の板金加工品を買わなければおさまりません。窓の周りや出隅や入隅などあらゆる個所に専用部材が
必要でこれが非常にお金がかかる要因です。だから業者には窯業系のほうが人気があるのだと思います。
最近は金属系を使っている現場を見なくなりました。一色物が多いのですが柄物も売っています。これも塗り直しをすればやはり、模様は消えて一色です。
外の工事は足場を掛けたときに一気に
屋根も、外壁も軒天や雨樋なども足場を掛けた際に一気にやった方が得です。足場も高いものでちょっとした工事だとその一部工事より足場代のほうが上回ることがあります。
足場のために工事をするのではありませんから、出来るだけ外壁と屋根をやるとか雨樋も取り換えるなど足場のついで利用を考えることが重要なことです。
この物価高で足場も値上がりは避けられませんが、またさらにつまらない値上げの要因が出てきました。
→🔗足場の安全基準の法改正です。
これにより足場部材が増えて作業量もUP、足場価格が上昇して消費者の負担も増しました。ただですら物価上昇で困った時代に、足場を使って作業などしない
役所の人がこれを決めちゃうのだからいかがなものかと思います。
古いサイディングも中まで水が浸透して雲母岩と同じようにバラバラになっているのを見かけます。ペンキ屋さんはパテや微弾性フィラーなどで被せて塗っちゃいますが
これは一時しのぎのごまかしです。長くもちません。サイディングも本体の傷みには張替えが必要です。
またモルタル外壁の方、剥がしてサイディングに張替えもやります。
また、表面だけの問題なら塗装のリフォームでもいいと思います。
張替えでも、塗装でも現調により判断、目的によって対応します。連絡ください。