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施主支給について

施主支給は難しい

施主支給

施主支給はいろいろ利点と欠点があります。

当社では施主支給について歓迎してすすめてきました。しかし、いろいろな問題にぶつかり慎重に考えてから引き受けることにしました。 まず、何が利点であるのか?

それは気に入った品物を施主様が買い支給することで、施工の分だけしか費用がかからないと思い施主様本人の満足感と割安感です。 インターネットで見た値段と同じ金額でやってくれるだろうか?と思っている施主様がいて始まったことですが、それだけではありません。 めったに売りにないレアな品物を使って工事をしてほしいなどは施主支給しかありませんよね。

しかし、工事をやる側はそんな支給されたものを失敗してダメにした場合の事を考えると喜んで受けられることではありません。しかし、こんなところへこんな物? という品物でも取り付けろと頼まれれば、逆にどうなろうと心配することもないので施工時の安心した気持ちで割り切ってやれます。 その例は、イケアのキッチンですが、これを支給されたときに驚いたのがなんと天板が木でした。シンクだけステンレス、すぐにダメになる物でも施主様は 気に入っているので取り付けてやったのを覚えています。おそらく数日か数か月でカビだらけで木の天板は腐っていると思います。 どうも気持ちのわるい施主支給でした。以下、利点と欠点をまとめます。

施主支給のメリットです。

  • ネット買いなどで自分の気に入った品物を気に入った値段で買える。
  • 一品物、レアものを支給できる。
  • 品を安く買える方法まで自分で模索できる。
  • 安くできると信じている分、満足感がある。
  • B級品や中古品でも施工をたのめる

施主支給のデメリットです。

  • 支給品を買う時、品物に詳しくない人は品物を売る側の有利な方へ誘導される可能性がある。
  • 使えない品物を買って支給してしまう恐れがある。(買いなおし、返品)
  • 施主支給側は自分で荷受け、施主自ら不良などを確かめる責任がある。
  • 建材や住設はマンションなど部屋までは運んでくれないので、施主自ら運搬保管する必要がある。(流し台など大荷物も施主が運搬保管する。)
  • 施工時に品に傷や不良が見つかっても施主の責任で、工事屋の追加金額が発生する。(突然工事のキャンセルや再工事費用は施主支給側負担)
  • 工事完了後の不具合は品が悪いのか工事が悪いのか判断が困難(責任の所在により揉めることがある。)

施主支給により工事の値段が全体的に安くなるならメリットがあります。しかし、上記のように考えると難しい点が多いです。 施主支給したいけどどうかと相談で決定したらいいと思います。床板などこれを使いたいなど申し入れがあれば買って支給してもらうのはOKです。

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