見積を比較しても

どこが一番得なのか?見積もりを数社からとって比較しても素人にはわかりません。見積もりを安くしておいて工事が始まったら追加追加と増額を狙う業者も
たくさんいるからです。
なぜならばリフォームというものは壊してみなけりゃ見えないところについては想像しかなく、その見えないところの見積もりをだれにも正確に出せないからです。
それならば、リフォーム業者はどうして見積もりが出せるの?という疑問になります。
リフォーム業者を代表してこれに答えるなら正解は「テキトー」です。だってそれは見えないから。しかし、昔から建設業は2割の利益が出ればよしとされる業種。
ならばどうしているのかというとリフォーム業界の多くはこんな方法で見積もりを出しています。
① 工事の担当監督と営業マンと一緒に現調、この人たちだけでテキトーに原価見積もりを出して、そこに経営者親分が経費と予定の利益を上乗せして
客出しの見積書の金額とするタイプ。工事の前例があればそれに基づいて見積もりできる一般的に一番多い型。
前例がなく、あるいは前例とは少し違った工事を含む場合の見積もりは工事担当者と営業マンは実際に自分で工事などできない素人ですから、工事の細かいことは
わからないから金額が出せません。そうなると。。。
② 自社が外注で頼んでいる大工さんや設備屋さんなど業者に現調に行ってもらい、この業者から見積もりをとってから、この金額に儲けを上乗せして、
さらに自分たちの報酬などもプラスして工事の原価とする。
さらにここに会社の親分が経費と利益を上乗せして客出しの見積もりの金額とするタイプ。これも一般的に多い型だが現場の職人から見積もりをとればその工事の原価が
はっきりとするためリフォーム業者は商売しやすくなる。
何しろこのリフォーム業界は素人ばっかりが大勢関わっていて、ズブの素人でも現調の業者から見積もりをもらえば、そこに自分の儲けを上乗せして商売になる業種
ですからこんなに大手建材メーカーや商社、ホームセンターなどが参入してどんどん増えちゃった業種なんです。
おまけに脱サラおやじとかクロス張っていた人まで後者②の見積もり方法で儲けがとれて商売になるなんてことを覚えたらみんなリフォーム業始めちゃいます。

これから住宅産業はどんどん縮小です。新築でも少子化で需要がなくなってこの価格高騰で売り上げ減は避けられません。結局商売にならず破綻するか、やめて
解散するかが確実に見えています。この先10年~20年のうちにほとんどの住宅の会社が消えていきます。
最後まで生き残るのは自分で請けた工事を自分で施工できる職人の業者だけです。人を雇って経費をかけていない分、価格に対する対応力も全然違います。
今一般のリフォーム業者は素人で見積もりも出せない、工事も人頼みに頼り切って自分の儲けだけを出せればいいでやっています。こんなところの見積もりで
いいと思いますか?会社がなくなったら頼んだリフォーム工事についてもなんのアフターもありません。
内容と金額だけで見積もりを比較してはだめです。10年後も20年後も同じ人が現場へ来てくれる業者から見積もりをとってください。
これからは10年保証なんて言っても会社の存続が危ぶまれます。
もし、提示された見積書があれば見せてください。同じ内容で10%~、場合によれば20%~安くやれます。またはほかに金額を下げる方法を提案できるかも しれません。自分で出した見積もりを自分で施工するやり方ほど信用できるものはないと思いませんか?